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更新日:2024年7月31日
CKD(慢性腎臓病)(以下、CKDという)は、自覚症状がないため、気づかないうちに症状が進行することが多く、進行すると透析治療や腎臓移植が必要となります。また、透析に至る前に心筋梗塞や脳卒中などにつながる病気です。
全国にCKDの患者数は、約1,330万人(成人の8人に1人)と推計され、「新たな国民病」といわれています。CKDが悪化すると人工透析が必要となる場合があり、また、心筋梗塞や脳卒中などの生命に関わる病気の危険が約3倍に高まります。
腎臓の働きが健康な人の60%未満に低下するか、あるいは、たんぱく尿が出るといった腎臓の異常が続く状態をいいます。
次の(1)、(2)のいずれか、または両方が3か月以上持続した状態のことをいいます。
(1)尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らかである。
(2)GFR*が60(ml/分/1.73平方メートル)未満に低下している。
GFR:糸球体ろ過量といい、腎臓の機能を表す指標です。
出典:日本慢性腎臓病対策協議会ホームページより
腎臓の機能を調べるためには、まず健康診断を受けましょう。もし、腎臓の機能に異常が見つかったらCKD予防ネットワークを活用して、適切な治療を早期に受けましょう。
姶良・伊佐地区CKD(慢性腎臓病)予防ネットワークとは、市町が特定健診等の結果を基に腎臓の異常等が発見された方を受診勧奨し、受診された方をかかりつけ医と腎臓専門医が連携して診療し、CKD(慢性腎臓病)の早期発見、重症化予防を図っていく体制をいいます。
姶良・伊佐地区では、平成29年4月からスタートしました。
姶良・伊佐地区CKD予防ネットワークの様式等は、次のとおりです。ダウンロードしてお使いください。
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