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更新日:2023年4月1日
身の回りの人権について考えようと部落解放第10回霧島市研究集会が1月31日、隼人農村環境改善センターでありました。
結婚差別についての朗読劇の後、三重県伊賀市役所職員の川極(かわぎわ)悟さんが「姿なき挑戦者に勝つために」と題して、部落差別を受けてきた自身の体験を話しました。「正しいことを正しく知ることが大切」、「人が環境を変える。環境は人を変える」と訴える川極さんの言葉に、観客は熱心に聴き入っていました。
1月中ごろ、国分清水に住む熊谷初男さん(74)宅の庭先の畑で、珍しい形をした桜島ダイコンが採れました。重さ約3kg、直径約20cmで、胴周りがくびれた形をしています。熊谷さんは近所の畑と合わせ延べ1,000平方メートルの畑で、タマネギやニンニク、ホウレンソウなどを栽培し、地元の物産館へ出荷しています。
「引き抜くと、鍋同士がくっついているような形でびっくりしました。長年野菜を採ってきましたが、こんなダイコンは初めて。しばらく目で楽しんだら、煮物にしていただきます」と喜んでいました。
新年を迎え、今年も霧島市内の各地では鬼火たきが行われました。鬼火たきは正月飾りについてきた悪霊(鬼)を追い払う鹿児島の伝統行事です。
国分の清水地区では1月11日、国分北小学校南側の田で、15回目となる鬼火たきがありました。約20メートルあるやぐらにはカラダケが使われ、昨年12月14日に実行委員会が1日がかりで組み上げました。
辺りが薄暗くなったころ、やぐらに点火されると、見守る約300人からは歓声が上がり、子どもたちは竹が「パン」と弾ける音に驚いていました。実行委員長の横山義弘さん(71)は「地域の風物詩として子どもたちの記憶に残り、都会へ出てもいつか帰ってくるきっかけになってほしい」と話し、国分中央から訪れた若松進介さん(38)は「鬼火たきは初めて見ました。地域の方が大勢集まる行事として、続いてほしいですね」と話しました。
鬼火たきの前には、隣の広場で舞鶴鍋とぜんざいの振る舞い、音楽演奏、ダンス披露があり、約1300人が訪れました。
清水地区の鬼火たきの様子が動画でご覧いただけます。下記URLよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0nLZrcx5wE(外部サイトへリンク)
初日を拝み、新春を祝う新春市民のつどいが1月1日、国分の城山公園でありました。オープニングでは平山やまびこ太鼓が迫力ある演奏を披露。来場者の飛び入り参加もあり、会場は大いに盛り上がりました。
式典では、前田終止市長が「霧島市10周年の記念すべき年。ふるさとの特徴、個性、魅力をさらに伸ばしていかなければならない」と話し、市職員が市制施行10周年記念事業のテーマ「新たなる挑戦」の書き初めを披露しました。その後、市内の小中学生による一言リレーがあり、30人の児童生徒が今年の抱負を発表。天降川小学校6年の有村隼太(はやた)君は「一歩前進を目標に、家でも学校でも新しいことに挑戦して、自分のいいところをもっと増やしたい」、横川中学校2年の上野明日香さんは「生徒会副会長として、あいさつと笑顔があふれる学校づくりに務めたい」と元気よく抱負を述べました。
当日はあいにくの天気で、はっきりとした初日は一瞬しか見られませんでしたが、来場者は東の雲が明るくなると手を合わせたり、写真を撮ったり、新年の始まりを喜んでいました。
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