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更新日:2023年4月1日
「ほめて育てよう地域の子ども」と題して6月28日、隼人農村環境改善センターで子ほめ啓発講演会が開催されました。霧島市教育委員会が主催したもので、PTAや子ども会育成会、保護者など約240人が参加しました。講師の聖徳大学名誉教授福留強(つよし)先生(隼人町出身)は、「ほめることの意義を理解して、地域全体で子どもを見つめ育てる活動に取り組んでください」と話しました。
霧島市では平成26年度の新規事業として、地域で子どもを誉めるために、善い行いや他の模範となる児童生徒を表彰する「子ほめ表彰モデル事業」を隼人町富隈地区で取り組んでいます。
学校応援団による書道ボランティアが6月25日、国分小学校でありました。学校応援団とは、地域の人材を活用して学校を支援しようという取り組みで、霧島市には「書道」と「裁縫ミシン」の応援団があります。その道に秀でた地域住民が登録し、現在登録者数は約100人。市内の小学校から要請があると、その技術を子どもたちへ伝えるために出動します。
この日は3年生の3クラスに2人ずつ応援団員が入り、筆の持ち方から書き方まで、詳しく指導しました。習字教室を営んでいる鏡橋千佳子さん(58)は「学校応援団に登録して2年経ちます。熱心な子どもたちの姿を見るとうれしいです。習字を通して子どもたちの心にやる気が起き、毎日が楽しくなればと願っています」と話し、鏡橋さんから手ほどきを受けた副島琉楓(そえじまるか)さん(9)は「分かりやすくて楽しかった。習字が好きなのでもっと頑張りたい」と喜んでいました。
NPO法人霧島食育研究会が主催する「ゆるママランチ」が6月25日、国分公民館で行われ、子育て世代のお母さんたちが参加しました。
同会は食をテーマにさまざまな学びや活動を行っている団体で、このイベントは今回が初めての試み。食に関する小児科医師の講話やランチョンマット制作のほか、時短で作れるワンプレートランチの調理と試食があり、会場はお母さんがつくったランチを口いっぱいに頬張る子どもたちの笑顔であふれました。
娘のひなたちゃん(2)と参加した国分広瀬の谷口直美さん(40)は「いつも親子二人きりなので、同じようなお母さんたちといろいろな話ができてリフレッシュできました」と声を弾ませました。
霧島の桂内地区自治公民館では6月22日、霧島神宮近くにある水田で竹を使った古式(こしき)田植えを行いました。田植えにはバレーボールスポーツ少年団の子どもたちなど約60人が参加。子どもたちは約800平方メートルの水田に、地区民の指導を受けながら一本一本丁寧に植えつけていました。竹を使った田植えは50年ほど前まで行われていたとのこと。
地区自治公民館長の松元繁明さん(63)は、「子どもたちの声が聞こえるだけで元気が出ます。収穫した米は、ホテルなどに販売して子どもたちのために使わせていただきます」と話していました。
開発途上国への国際協力を行うJICA(ジャイカ・独立行政法人国際協力機構)のボランティアに参加する濵田孝子(たかこ)さん(30)が、出発にあたり霧島市を表敬訪問しました。濵田さんは日系社会青年ボランティアとして、2年間、ブラジルサンパウロ州ツパン市で日系日本語学校講師を務めます。参加のきっかけは、大学時代に留学したキューバで日系人家族にお世話になり、日系移民に興味と尊敬の念を抱いたこと。「ツパンには歴史書がほとんどないので、目に見える形で歴史を残すお手伝いができたら。日本の文化も伝えて、日系の方々の生活がより豊かになるように頑張ります」と意欲を燃やしていました。
隼人町小田の池江國裕さん(76)が家庭菜園で育てていたトマトに、ヘタの部分がくっついた“双子トマト”が見つかりました。「毎年、少しずつですがさまざまな野菜を作っています。トマトは植え初めて7、8年経ちますが、こんなトマトは初めて」と池江さんは興奮した様子で話していました。
霧島小学校の児童11人が6月19日、霧島ハイツ周辺でキリシマミドリシジミの放蝶を行いました。
キリシマミドリシジミとは霧島で初めて発見されたことから名付けられたチョウで、オスの羽の表側は鮮やかな緑色をしています。放蝶は同校の6年生が平成13年から毎年行っており、今年は4月に13個の卵を採取。約2か月間大事に飼育し、かえった5羽を採取した森へ放しました。同校でチョウの飼育指導を続けている亀山充(みつる)さん(64)によると、30年ほど前は乱舞するほどいたチョウも今は数えるくらいしか発見できず、数が減った原因は明らかになっていないとのこと。
チョウを見届けた黒木栞凜(かりん)さん(11)は「寂しくなるけど、立派に飛び立ってくれてうれしい。これからも懸命に生きて」とエールを送ると、亀山さんは「今日のことを一生忘れず、故郷の名前が付いたチョウがいることを誇りに思ってほしい」と話しました。
霧島市で活動している「ハラウ・フラ・ノエ・アイラナ」(以下「団体」)の皆さんが6月に行われた第11回いぶすきフラフェスティバルで総合優勝し6月13日、霧島市役所を表敬訪問しました。
団体は霧島市在住の指導者眞川(しんかわ)ゆかりさんが平成19年に立ち上げ、現在4歳から70歳までの約60人で地域のイベントに出演したり、デイサービスや病院などへ慰問活動をしています。
今回の大会では、大人の団体、子どもの団体で共に優勝、大人のソロ部門、子どものソロ部門で共に2位となり、総合優勝を果たしました。大人の団体に最年少で出場した横川中学校3年生の福地珠美(たまみ)さんは「本番では最高の踊りができてうれしかったです」と話しました。
チーム名の「ノエアイラナ」はハワイ語で霧の島という意味で、フラダンスを楽しむだけでなくハワイ語やハワイの歴史を学びながら活動しており、ハワイのフラダンス関係者からも高い評価を受けているそうです。
フェスティバルではハワイのミュージシャンが霧島を訪れた際に霧島をイメージして作った曲を使用し、眞川さんは「この曲は霧島の美しさが歌詞になっているので、フラダンスを通じて霧島の自然の美しさををもっとたくさんの人に知ってほしい」と話しました。
米の豊作を願って行われる「霧島神宮斎田(さいでん)お田植え祭」が6月10日、霧島神宮近くの斎田で行われました。ユーモアあふれる田の神舞が奉納されたあと、霧島小学校児童と早乙女、早男にふんした住民ら約100人が、約5,000平方メートルの斎田に苗を植えました。ずらりと一列に並び、苗を植えていく様子は圧巻で、多くの観客や写真愛好家たちが斎田の周りを取り囲んでいました。
収穫した米は、秋に行われる新嘗祭(にいなめさい)や神事などに使われます。
平成5年に千葉県で失踪し北朝鮮に拉致された疑いのある特定失踪者の田中正道さん(当時44歳)の妹で、国分在住の村岡育代さん(63)が6月9日、霧島市役所の職員朝礼で拉致問題の早期解決を訴えました。村岡さんは約300人の職員を前に「拉致された方全員が日本の地を踏むことを願っています。これが最後のチャンス。皆さんのご支援をお願いします」と訴えました。
霧島市役所では7月19日に開催される第50回霧島国分夏まつりで署名や募金活動を計画しています。詳しくは霧島市役所市民課へ問い合わせください。電話0995-64-0901
第26回鮎まつりが6月8日、隼人町の日当山温泉公園で開催されました。開会早々、会場には人気の鮎めしと塩焼き用の鮎を買い求める人たちで長蛇の列。500食限定の鮎めしはすぐに完売し、鮎の塩焼きコーナーは人であふれました。子どもたちを対象に、天降川で魚のつかみ捕りやカヌー体験も行われ、訪れた多くの家族連れなどが楽しんでいました。
霧島商工会議所の第12回道義高揚チャリティーゴルフが開催され6月6日、集まった募金20万円の目録が霧島商工会議所西勇一会頭から前田終止霧島市長に手渡されました。
道義高揚チャリティーゴルフは5月17日に霧島ゴルフクラブで開催され、約160人が参加。霧島商工会議所では、市民運動である道義高揚運動に積極的に協力されていて、今回の募金もその一環として取り組まれたものです。
目録を受け取った前田市長は「市民を代表して心からお礼申し上げます。道義高揚の活動費として有効に活用させていただきます」と話しました。
国分中央高校ビジネス情報科おもてなし班の生徒26人が6月5日、国分シビックセンターで来場者に霧島茶を振る舞いました。
これは地元霧島茶を活用し、おもてなしの心を学ぼうと平成23年度から取り組んでいる事業で、「環霧島地区内駅でのおもてなし活動」「環霧島周遊列車おもてなし活動」「ななつ星おもてなし活動」を続けてきましたが、国分シビックセンターでの活動は今回が初めて。
事前に霧島茶の入れ方を学び、当日に臨んだ生徒たちは、慣れた手つきで急須からお茶を注ぎ、訪れる人々に「霧島茶いかがですか」と元気に呼びかけていました。3年の池堂伶菜(れいな)さんは「人と接するのが苦手でしたが、おもてなし活動に参加して少しずつ克服してきました。おもてなしを受けた方が、“また来たい”“また飲みたい”と思ってもらえるように、いつも笑顔を心掛けています」とほほ笑みました。
国分シビックセンターでのおもてなし活動は、今後、月に1回程度開催予定。
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