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更新日:2023年4月1日
第28回九州地区グラウンドゴルフ交歓福岡大会が10月29日、福岡県久留米市で開催され、国分上小川の吉永芳子さん(73)がDパートで優勝しました。大会には九州各県の予選を通過した1,458人が参加し、霧島市からは吉永さんを含む「国分府中みどり会」の5人が出場。12パートに分かれ、個人戦2ラウンドで競技が行われました。吉永さんは、ホールインワン3回、トータル打数29打の好成績でした。
吉永さんは「グランドゴルフはクラブとボールさえあれば、いつでもどこでも誰とでも気軽にできるスポーツ。適度な運動で体にも良いし、たくさんの人と交流できます。これからも仲間を大切に、続けていきたい」と喜んでいました。
8月23、24日に徳島県徳島市で開催された第49回全国高等専門学校体育大会バレーボール競技で、鹿児島高専男子バレーボール部が3位に入賞し、10月27日、結果報告のため霧島市役所を訪れました。
九州・沖縄地区の大会で優勝し、全国大会へ。12チーム中3位の成績は、バレーボール部創設以来初の快挙です。当日は、部員25人中、大会へ参加した生徒15人と監督が訪問。結果の報告を受けた前田終止霧島市長は「日本一を目指してこれからも頑張って欲しい。毎年優勝を飾る鹿児島高専サッカー部のように伝統を築いていってほしい」と生徒らを激励しました。
鹿児島音楽フェスティバル「みやまの森の響き」が10月25日、牧園町のみやまコンセール野外ステージで行われました。このフェスティバルは、みやまコンセールの主催で開催されたもので、高千穂小学校金管バンドや牧園中学校吹奏楽部をはじめ、加治木高校や龍桜(りゅうおう)高校の吹奏楽部など、県内から7団体が出演しました。
また特別ゲストにはプロのサキソフォン奏者で東京芸術大学音楽学部客員教授、大阪芸術大学教授のMALTA(マルタ)さんが出演。ピアノやベースギター、ドラムのリズムに合わせ軽快なサキソフォンの音色が響き渡り、訪れた約800人の観衆を魅了しました。
出演した高千穂小学校金管バンド部でトランペット担当の狩川花さん(12)は「小学2年生の時に金管バンドに入り、毎年出演しています。こんな大きなフェスティバルに毎年呼んでいただき光栄です」と話しました。
鹿児島で獲れたサツマイモを東日本大震災被災地に送ろうと10月25日、溝辺町石峯地区でイモの収穫がありました。
地域住民の交流と被災地支援のため、同地区自治公民館副館長の植木克征(かつゆき)さん(70)が市のまちづくり支援事業を利用して今回初めて実施。空き地から耕した公民館前の5アールの畑で育てたイモを、地区の子どもなど50人が収穫しました。兄弟で参加した陵南小5年の藤井唯斗(ゆいと)君(11)は「重くて大きなイモが土から抜ける感触が気持ち良かった。東北の人たちにおいしく食べてもらえたらうれしい」と声を弾ませました。
獲れた約1300キkgのサツマイモは、毎月地元の野菜などを岩手県奥州市と一関市に届けている物産館「よこで~ろ」から、応援メッセージと一緒に送られます。
10月19日に行われた全国商業高等学校英語スピーチコンテスト県予選暗唱の部で優勝した国分中央高校3年の上野優里香(ゆりか)さん(17)が10月22日、報告に市役所を訪れました。
高校の受験勉強がきっかけで英語が好きになり、日ごろから音楽や映画で英語に触れるようになったという上野さん。わずか2週間の練習で優勝し、英語を担任する竹ノ内哲朗(てつろう)教諭(45)は「発音がきれいでリズムが心地よい」と太鼓判を押します。
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」が1周年で鹿児島神宮を訪れた際も、外国人の乗客を英語で案内したことが話題に上ると、「将来は英語を生かした仕事に就きたい」と目を輝かせました。各県の優勝者が出場する全国大会は、来年の1月に東京で行われます。
五穀豊穣や豊漁祈願、商売繁盛、家内安全などを願う鹿児島神宮の浜下りが10月19日に行われました。この浜下りは鹿児島神宮から隼人塚を経由し、浜之市の八幡屋敷までの約4.5kmのお御輿(みこし)行列です。
養老4(720)年に始まったとされ、地域の伝統行事として約1300年間行われてきましたが、昭和9年に途絶えてしまいました。その後、歴史と伝統ある行事を20世紀のうちに復活させたいという有志の機運が高まり、平成12年に65年ぶりに復活させ、今回で15回目の開催となりました。
午前9時から鹿児島神宮本殿前で神事が行われ、武者行列や稚児(ちご)行列など約350人が隊を整え、午前10時に鹿児島神宮を出発。行列は隼人塚で神事を行い、午後0時30分頃に浜之市に到着しました。鹿児島神宮境内や沿道、隼人塚や浜之市には行列の様子を見ようと大勢の人が詰めかけ、声援を送ったり写真を撮ったりしていました。
隼人塚に見学に来ていた隼人町の山口モヨ子さん(89)は「途絶えてしまった浜下りが復活してありがたいです。お御輿行列を見ると小さいころのことを思い出します」と嬉しそうに話されました。
キリンビールマーケティング株式会社が国立公園霧島80周年記念事業実行委員会に10月14日、寄付金を贈呈しました。これは、同社が国立公園霧島指定80周年を記念したラベルをあしらったビールを販売し、売り上げの中からビール1本につき1円を寄付したもの。霧島市役所で開催された贈呈式では、同社鹿児島支社の高橋俊文支社長から実行委員会の中堀清哲(きよさと)副会長へ寄付金205,100円が手渡されました。
高橋支社長は「霧島の環境保全に役立てて欲しい」と話し、中堀副会長は「素晴らしい企画で本当にありがたい。お客様がもっと霧島をいいところだと思ってくださるようこの寄付金を大切に使わせていただきます」と話しました。
10月11日から10月20日までが「犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間~全国地域安全運動」とされていることから、10月10日、同運動の出発式が霧島警察署であり、約140人が参加しました。
日吉泰隆霧島警察署長、平野貴志副市長の挨拶の後、国分駅などで清掃活動に取り組んでいる国分中央高校野球部員を「地域安全高校生リーダー」に委嘱。武勝彦生活安全刑事課長の出発申告の後、地域の防犯ボランティアのメンバーが青パトに乗車して、地域のパトロールに出発しました。
日本人が韓国語でスピーチを行う「韓国語スピーチ大会」が10月12日、国分シビックセンターであり約200人が訪れました。
韓国語学習の成果を発表する機会を作ろうと、韓国鹿児島民団地方本部が初めて行ったもので、市内外から16組27人の日本人が参加。韓国での旅行や文化について懸命に発表すると、来場者からは大きな拍手が送られ、韓国の流行歌や伝統舞踊なども披露されました。
韓国語との出会いや文化の違い、将来の夢を流ちょうな掛け合いで披露した隼人工業高校3年の久留みなみさん(18)と濱崎ひかるさん(17)は「韓国語教室で1年間学び、この1か月間猛特訓してきました。初めてのスピーチで緊張しましたが、最後まで話せて自信がつきました」と喜びました。
第11回縄文の森秋まつりが10月11日、上野原縄文の森体験広場でありました。台風19号の影響で2日間開催予定のところが11日のみとなりましたが、当日は県内外から多くの親子連れが来園。ステージショーをはじめ、土器・アクセサリー・弓矢作りなどの体験コーナーを楽しんでいました。
家族で訪れた隼人町の宮内小学校4年、河野立空(かわのりく)君(9)は「縄文の森が好きで何度も遊びに来ています。今日はおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に来ました。どんぐりで飾りを作って楽しかった。来年もまた来たいです」、ボランティアで参加した国分高校2年の甲斐礼華(かいあやか)さん(16)は「楽しいイベントと子どもが大好きなので、参加しました。将来の夢は幼稚園の先生。今日は勾玉(まがたま)づくりを教える担当ですが、子どもたちが楽しんでくれているので私もうれしいです」と話していました。
霧島市シルバー人材センター国分支部が10月9日、道路沿いの清掃活動をしました。これは合併後、毎年実施している活動で、今年は62人が参加。6班に分かれ、センターから半径500メートルほどの範囲を1時間半かけて周り、ごみやたばこの吸い殻などを拾い集めました。
同センターに登録して2年目という国分敷根の岩重純男さん(67)は「ごみの多さに驚きましたが、ボランティア作業は気持ちがいいですね。一人ではなかなかしないので、シルバー人材センターのみんなと楽しく活動できてうれしいです」と笑顔で汗をぬぐっていました。
10月中旬、隼人町西光寺糸走にある鹿児島空港滑走路南側の約18アールの畑に鮮やかな紅白の霧島市章が姿を現しました。これは隼人町東郷の自営業德吉重男さん(68)がソバの花で制作した畑アートで、飛行機を利用する方に目で楽しんでもらおうと今回初めて手掛けたものです。
赤色の花をつけるのは「高嶺(たかね)ルビー」という長野県を中心に生産されるソバの希少品種。価格も高く、流通量も少ないながら、その色と味の良さで德吉さんが20年ほど前から栽培を続けています。「畑アートは初めて。小さな市章の図面を大きい畑に再現するのに苦労しました。これからもいろいろなデザインに挑戦していきたい」と顔をほころばせました。畑アートは10月末ごろまで楽しむことができます。
創業130余年を誇る老舗菓子屋として、和菓子、洋菓子、パンの製造販売や学校給食のパン、米飯製造などを手掛ける有限会社徳重製菓とらや(徳重克彦社長)が、国分野口西に店舗を備えた新工場を建設することになり10月8日、市と立地協定を結びました。今回の新工場建設は、昨年12月に発生した火事で被災した国分中央三丁目の「国分とらや八坂店」を移転するもので、これまで国分中央一丁目の「虎屋本舗」にあった本社機能も新工場へ移します。平成27年3月操業予定で、地元から11人を新規雇用する予定です。新店舗名は「霧や櫻や(きりやさくらや)」。霧島市の「霧」と新店舗から見える桜島、桜並木から命名されました。
市役所で行われた立地協定調印式で前田市長は「これまで受け継がれてきた和菓子の歴史や芸術性などを、さらに新しいステージで発展させてほしい。地域活性化にもつながるのでは」と期待を寄せ、徳重社長は「新店舗は二階部分をカフェにし、小さなコンサートもできるようなスペースにしたい。ケーキ教室や製造ライン見学などもできる鹿児島の観光名所的な場所になれば」と意気込んでいました。
鹿児島県内の小中学生6人組のダンスチーム「アナザーロッカーズ」が10月7日、霧島市役所を訪問し、ダンスパフォーマンスを披露しました。
これはチームの一人が霧島市内の児童であることから実現したもので、同チームは9月7日に千葉県浦安市で開催された国際的ストリートダンスの祭典「ユーケービーボーイチャンピオンシップス」日本予選大会に出場し、中学生以下の部で優勝。10月26日にイギリスで開催される世界大会へ出場します。
国分北小学校6年でダンス暦6年の中吉凌(なかよしりょう)君(11)は「イギリスは世界のダンサーが踊る舞台。観客を沸かせるようなダンスをしたい。将来は世界で活躍するダンサーになりたい」と目を輝かせていました。指導するストリートダンストゥルス代表の貴島圭介さん(42)は「日本代表として最高のパフォーマンスを見せてほしい。未来のキッズダンサーのためにも鹿児島から世界への道を作りたい」と話していました。
「かごしま霧島茶ブランド協会」(邊田(へんた)孝一理事長、52)の理事と霧島茶の加工商品開発に協力した国分中央高校の生徒たちが10月7日、同協会設立の報告に霧島市を訪れました。
同協会は、JA鹿児島県経済連グループの後援で、邊田さんら牧園町の生産者3人と東京のコンサルティング会社「(株)会社生産者直売のれん会」の2人が理事となり8月19日に設立。霧島茶の加工商品開発や首都圏などでの販売拡大などで霧島茶のブランド化を目指しています。
最初の取り組みとして、4年前から霧島茶を使ったお菓子を商品化してきた国分中央高校と協力し、お茶の粉末が入った「きりしま茶金平糖(こんぺいとう)」を開発。同校の生活文化科とビジネス情報科の生徒がデザインや味などを試行錯誤して開発した商品で、11月1日の文化祭で初めて披露されます。一袋300円程度で首都圏などでも販売予定。
邊田さんは「霧島茶の知名度アップで地域貢献できれば。高校生の若い感性も取り入れ、広い世代に売り込んでいきたい」と意欲を示しました。
溝辺町麓の株式会社源麹(げんこうじ)研究所(山元正博会長・農学博士、64)とスロバキア大学が10月3日、麹菌に関する研究と教育の拡大を目指す覚書を取り交わしました。10月6日には山元さんと同大農業生物学部・食料資源学部長のダニエル・ビロ博士(64)ら8人が霧島市役所を表敬訪問しました。
山元さんは焼酎の品質を飛躍的に向上させた麹菌「河内(かわち)菌」を発見した故・河内源一郎さんの孫で、自らも麹菌の可能性について研究を続け、平成9年に同研究所を設立。スロバキア共和国の隣国であるチェコ共和国の食や文化にも関心を持ち、麹菌と共に同国の食や文化に触れることができるテーマパーク「バレルバレープラハ&GEN」を設立しています。
きりしま美術展が10月4日から開催され、霧島の魅力を描いた作品が国分シビックセンター1階、2階のロビーに展示されました。第11回となる今回は昨年より903点多い3,073点の力作が寄せられ、入選以上の作品615点と審査員の作品4点の計619点が会場を彩りました。
初日は表彰式のあと、審査員が作品を講評するトークショーを開催。一般自由部門で最高賞の「きりしま大賞」を受賞した霧島市の鵜木(うのき)博子さんは「硫黄山に登り、岩のエネルギー、火山のエネルギーを感じたので、その力強さを表現したくて描きました。大賞として展示されてうれしい反面、まだまだこうすれば良かったという思いも。これからも自然をテーマに取り組んでいきたい」、美術展の立ち上げから携わり、審査員を務める米田安希(めたやすき)さんは「福岡からも素晴らしい作品が寄せられるなど広がりを感じている」と美術展の盛況を喜びました。
開催は10月17日まで。巡回展を10月21日から11月3日まで松下美術館(月曜休館)で開催します。
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