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更新日:2024年3月18日
鎌踊りは、今から120年程前に、当地出身の東村末吉という人が谷山方面より覚えて、若者に教えたのが始まりと伝えられています。
当地の早馬祭りで、当初毎年4月3日に踊られていましたが、現在は4月第1日曜日に踊られ、家畜の繁殖と豊作祝いを兼ねた集落の一大行事です。
服装は、浴衣姿に白はちまき、色とりどりのたすき掛けで、太鼓をたたきながら地区の公民館から早馬神社へ移動し、奉納します。
歌は「オセロガ山」を歌い、三味線・太鼓に合わせて中で踊り手がいれば、「あればそいそい」と言って4名1組になり男形と女形に分かれ、男形はくさび鎌、女形はなぎなたを持ち左はらい右はらいをしながら「えんえい、いんやさ」のかけ声で踊る勇壮な踊りです。
南園角力甚句は、明治38年日露戦争で日本軍が勝利した際、我が福山から出征された兵士の凱旋祝いに踊られたのが由来とされています。その後、町や地区の祝賀会等多くの行事で踊られ今日に至っています。
角力甚句は、女力士16名と呼び出し(男性)2名で構成され、紫の着物に赤い化粧まわしを着けて踊ります。拍子木の合図で西の横綱と東の横綱が入場し、円陣になり角力甚句を踊り、行司に従い女角力が始まります。勝った方に懸賞金が渡されます。最後に全員輪になり、はんや節を踊りながら退場します。
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