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更新日:2023年4月1日

台風への備え

気象の変化に絶えず注意と警戒を

日本周辺では、年平均26.8個(2016年-2020年)の台風が発生しています。

台風の上陸数は、鹿児島県が全国1位の41回(1951年~2021年第5号まで)であり、

この台風が強風や大雨をもたらし死者・行方不明者や住宅損壊等の被害をもたらしています。

風が強いとき

海辺では・・・

  • 高潮のおそれがあるので高台へ
  • 高波や海へ転落の危険があります

屋外では・・・

  • 強風で看板やかわらが飛んできたり電線が切れて感電する危険がありますので、努めて外にでないように!

雨が強いとき

河原では・・・

  • 上流で大雨が降ると急な増水や土石流の危険があります。川には近づかないように!

土砂災害の前兆に注意しよう

崖崩れ

  • がけからの水がにごる
  • 地下水やわき水が止まる
  • 斜面のひび割れ、変形
  • 小石が落ちてくる
  • 音がする
  • 異様なにおいがする

崖崩れの画像

注:国土交通省防災情報提供センターホームページより

土石流

  • 山鳴りがする
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がる
  • 川の水が濁ったり、流木が交ざる

土石流の画像

注:国土交通省防災情報提供センターホームページより

地すべり

  • 地面にひび割れ
  • 井戸や沢の水が濁る
  • がけや斜面から水がふきだす
  • 家や擁壁に亀裂が入る
  • 家や擁壁、樹木、電柱が傾く

地すべりの画像

注:国土交通省防災情報提供センターホームページより

台風に関する基礎知識

台風接近時の風の特性

自分の住む地域が台風の進路の右側(東側)になるか、左側(西側)になるかで風の強さが異なります。右側は台風自身の台風の目に吹き込む風速と台風自身を移動させている風速とが合わさり風が強くなります。また、左側では台風自身の風速を台風が進む速度で打ち消すため風が弱くなります。

風の強さと被害

平均風速(m/s)

予報用語

想定される被害

10~15未満

やや強い風

風に向かって歩きにくい。取り付けの不完全な看板やトタン板が飛ぶ。

15~20未満

強い風

風に向かって歩けない。高速道において、通常速度での運転が困難となる。

20~25未満

非常に強い風
(暴風)

ものにつかまって、しっかり立たないと転倒する。飛来物でガラスが割れる。

25~30未満

立っていられない。車の運転は危険。ブロック塀が壊れる。

30以上

猛烈な風

屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。

注:気象庁の資料より

台風の強風が急に弱まっても、1~2時間後に吹き返しの強風が吹くことがあるので、安易に外に出たり屋根に上がったりしないようにしましょう。

台風がもたらす大雨

台風が九州の南海上から接近し、九州の近くを北上するとき、九州山地には湿った東よりの風が吹き付け、大量の雨をもたらすことになります。

雨の強さと被害

1時間雨量(mm)

予報用語

想定される被害

10~20未満

やや強い雨

ザーザーと降る。雨の音で話し声が聞き取れない。

20~30未満

強い雨

どしゃ降り。側溝や下水、小川があふれ、小さな崖崩れが発生。

30~50未満

激しい雨

バケツをひっくり返したような雨。崖崩れが起こりやすい。

50~80未満

非常に激しい雨

滝のように降り、地下に水が流れ込む。土石流が起こりやすい。

80以上

猛烈な雨

大規模な災害が発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

注:気象庁の資料より

台風などの非常災害時の停電情報については・・・

九州電力(株)ホームページ内の停電情報をご覧ください。

お問い合わせ

市長公室安心安全課防災グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0997

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