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更新日:2024年10月21日
近年、大型台風や線状降水帯等による大規模災害が発生する危険性が高まっています。
水害は、事前に情報を収集して早めに行動することで、身を守ることができる災害です。
いざというときに落ち着いて行動できるよう日頃から水害に対する知識を身に付け準備しましょう。
住宅などに水が入ってくることを「浸水」、田畑や道路などが水を被ることを「冠水」といいます。
内水氾濫は「氾濫型(はんらんがた)」と「湛水型(たんすいがた)」があります。
「内水氾濫(湛水型)」と「外水氾濫」は河川の増水が起因となりますが、内水氾濫(氾濫型)は河川周辺地域以外でも発生するため、事前の確認が必要です。
「外水氾濫」のリスク地は、ハザードマップの「浸水想定区域」で確認ができます。
ハザードマップで危険個所や避難ルート・避難所等をあらかじめ確認し、自分のお住まいの地域等の浸水の危険性や、いざという時にとるべき避難行動について考えておきましょう。
突発的な集中豪雨などの場合は、事前の予測が困難であるため、
公共の避難所は開設されていない可能性があります。
災害時には、テレビ・ラジオ・インターネット(気象庁等)、霧島市防災アプリ「きりしま防災・行政ナビ」等により、自ら防災情報を入手する心がけが必要です。
事前に「きりしま防災・行政ナビ」を登録しておきましょう。
避難所の備品には限りがありますので、自らが十分な準備をすると安心です。
両手が使えるようリュックサック等に非常持ち出し品を準備しておきましょう。
家の外にあるものを確認し、必要に応じて片付けましょう。
(浸水時に流され、排水路・側溝等が詰まる原因となります。)
また、家の前の排水溝が詰まったりしていないかなどの確認も必要です。
普段からの確認と整備が、被害を最小限にくい止める結果につながります。
浸水の深さが小さいときは家庭にあるものを使って水の侵入を減少させることができます。
浸水してからの自宅外避難は危険です。降雨や河川水位などの情報をもとに、身の危険を感じたら避難情報を待たずに自主的に避難を開始してください。
単独での避難は思わぬ事態に遭った時に危険です。
避難するときは、動きやすい格好で、二人以上での行動を心がけましょう。
避難する前に隣近所に声をかけ、集団での避難を心掛けましょう。
【避難時の服装例】
既に冠水している道路等があることを想定し、安全な避難先・避難ルートで避難しましょう。
(平時から確認しておきましょう。)
突発的な集中豪雨などの場合は、事前の予測が困難であるため、公共の避難所は開設されていない可能性があります。
自動車での避難は、冠水前の早めの避難に心がけてください。
自動車が水に浸かると動かなくなったり、水圧で扉が開かなくなったりして大変で危険であり、緊急自動車の通行を妨げるとともに、交通渋滞に巻き込まれる可能性もありますので、冠水時は高齢者や障害のある方、小さな子どもさんを抱えている方など、どうしても車で避難しなければならない場合を除いて、原則徒歩で避難してください。
川が増水している場合には、川の流れが速く、橋が壊れたり流されたりして非常に危険ですので、近寄らないようにしましょう。
大雨の時に、川や用水路の様子を見に行ったことで流されて被害に遭う場合があります。
大雨時には絶対に川や用水路を見に行くことはやめましょう。
水害時に開設される避難所では、不特定多数の人々が一定期間滞在することになります。
大声を出したり、騒いだり、他人が不快に感じるような言動は控えましょう。互いの気遣いが大切です。
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