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更新日:2019年2月14日
平成27年度に、「一般家庭から排出される可燃ごみ」と「事業所から排出される可燃ごみ」を調査し、可燃ごみに含まれるごみの種類やその割合を調査するため、「組成分析」を行いました。
本調査は霧島市のごみ減量化・資源化施策に関する効果的な対策を講じるための基礎資料の作成を目的としています。
ごみ処理施設内、ごみピットへ投入直後のごみ300kgから400kg程度をごみクレーンでホッパーステージに移動させた後、手作業にて200kg程度を抽出し、分類項目ごとに仕分けその重量を測定し、調査を行いました。
家庭から排出される可燃ごみ袋に入っていたごみを調査したところ、全体の26.9%が資源ごみであるという結果が出ました。そのうち最も多かったのは、プラスチック製容器包装で、次に紙類が多く、大半をこの2品が占めておりました。また、一部ペットボトルやびん類、缶類の混入も見受けられました。
家庭から排出される可燃ごみ袋に入っていたごみの組成別の内訳では、厨芥類が最も多く、次いで資源化できない紙類が多いという結果になりました。資源ごみに分類される品目では、その他プラ・雑誌等が突出して多く、また、新聞・チラシの混入も若干多めであるという結果が出ました。
事業所から排出される可燃ごみの袋に入っていたごみを調査したところ、全体の39.3%が資源ごみであるという結果が出ました。そのうち最も多かったのは、紙類で次にプラスチック製容器包装が多く、家庭系ごみと同様大半をこの2品が占めておりました。また、一部ペットボトルやびん類、缶類の混入も見受けられ、全体的に家庭系ごみより分別がなされていないという結果になりました。
事業所から排出される可燃ごみの袋に入っていたごみの組成別の内訳では、厨芥類が最も多く、次いで資源化できない紙類が多いという結果になりました。資源ごみに分類される品目では、その他プラ・雑誌等が突出して多く、また、段ボールの混入が多めであるという結果が出ました。
霧島市では、これまで可燃ごみの処理に多額の費用を要してきました。その費用を縮小するためには、可燃ごみの減量は欠かせません。そのためには、市民や事業者の協力が必要不可欠です。
今回の調査の結果をもとに、特に重点を置くべきポイントを掲載いたします。
今回の調査結果より、家庭系・事業系ともに生ごみが最も多くの割合を占めております。一般に生ごみに含まれる水分は80%と言われていることから、三角コーナーや水切りネットなどを利用し、水分をできるだけ減らして排出することで、かなりの減量効果が期待できます。
今回の調査結果より特に減量効果が期待できるのは、紙類とその他プラです。また、家庭系の古布・古着についても新たな資源ごみとしての分別が可能となっております。これらの排出方法等について、下にご紹介しておりますので、ご覧いただき、分別への協力をお願いします。
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