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更新日:2025年11月18日

天孫降臨神話

神々が天上界の天の浮橋から下の世界をのぞくと、霧にけむる海のなかに島のようにみえるものがあります。神々は一本の鉾を取り出し、その島にしるしをつけました。それが霧島の名の由来ともいわれています。その時、神々が逆さに落とした鉾は、見事に山の絶頂に突き刺さりました。今も高千穂の山頂に残る天の逆鉾は、その時の鉾だといわれています。

あるとき、天照大神(アマテラスオオミカミ)の神勅を受けて、孫神・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が三種の神器を手に、7人の神様と道案内の猿田彦命(サルタヒコノミコト)とともに、高天原(タカマガハラ)から筑紫の日向の高千穂の久士布流多気(ツクシノヒムカノタカチホノクリフルタケ・高千穂峰とされる)に降り立ちます。これを「天孫降臨」といい、瓊瓊杵尊は霧島神宮の主祭神として祀られています。

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