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更新日:2024年1月15日
最近、訪問・電話やチラシ投函により、下水の排水管の点検、清掃、消毒などを行う業者が市内で営業活動を行っており、それに対して多くのお問い合わせをいただいています。
このページでは、公共下水道に接続されているご家庭の汚水排水管について記載しています。雨水の排水管や汲み取り便所・浄化槽をご使用のご家庭の汚水・雑排水の排水管には該当しない部分もありますのでご注意ください。
営業活動をする業者の中には、「役所の方から来た」などと紛らわしい言葉を使用して契約させようとする業者もいるようです。
下水道工務課では、皆様のお宅の排水管などを点検・清掃調査等は一切業者に依頼していません。
宅地内の排水管などの排水設備は、個人の財産であり、排水設備の清掃・修繕等を業者に依頼される場合は個人負担となりますので、事前に金額を確認されることをお勧めします。
「すぐに排水管の洗浄をしないと大変なことになる」と排水管の清掃を勧められることがあるようです。
通常、下水の排水管は、正しく使用していれば、定期的な清掃は必要ありません。
排水管を定期的に清掃することは管理上好ましいことですが、排水管が汚れているからといって、すぐに清掃や消毒が必要とは限りません。
ただし、排水管の詰りや悪臭の原因になるので、次のことに気を付けてください。
油脂類を排水管に流すと、管の中で油が固まって、管を詰まらせる原因になります。
ラーメンの残り汁も油分を多く含むため、注意が必要です。
料理で使った油等は、資源ごみとして出したり、古紙や新聞紙に吸収させて燃えるごみとして捨てましょう。
台所の野菜くずや食べ残し、風呂場や洗面台の髪の毛を排水管に流すと、悪臭や管詰りの原因になります。
排水口の受け皿に溜まった生ごみや、洗面・風呂場の排水口に溜まった髪の毛は、回収して燃えるごみとして捨てましょう。
ティッシュペーパーやお尻ふき等の溶けにくい紙を流すと、管詰まりの原因になります。
ウエットティッシュ・キッチンペーパー・紙おむつ・生理用品・体ふきシート・不織布マスクも流してはいけません。流せると書かれた商品についても、注意が必要です。
また、トイレットペーパーも、一度に大量に流すと排水管を詰まらせる場合があります。
お出かけ先で、ちり紙やマスク、ストッキング等の処分に困っても、トイレには絶対に流さず、ゴミ箱に捨ててください。
以上、思い当たることがある場合は、これからの生活で気を付けて、排水管の詰りを予防しましょう。
誤って排水管に流してはいけないものを流して排水管を詰まらせてしまった場合、ホームセンター等で購入することができるラバーカップを使用すると、詰りが取れる場合があります。
それでも詰りが解消されず清掃が必要な場合は、業者に内容や費用などを確認してから依頼しましょう。
どこに頼んだら良いかわからないという場合は、霧島市が指定している「排水設備指定工事店一覧表」を参考にしてください。
なお、業者に依頼される場合の清掃等の費用は個人のご負担です。
訪問して来た業者に突然勧められて、不安になることもあると思います。まずは、相談する・費用や内容をよく確認する・複数の業者から見積りをとる…など、慌てずに、しっかり考えてみてください。
また、訪問業者に代金を支払っても、クーリングオフ等による契約解除ができる場合があります。詳しくは下記にご相談ください。
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