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更新日:2023年6月1日
鹿児島県出身の人に関平鉱泉といえば、たとえ飲んでいなくても、ほとんどの人がその名前だけは知っているほど、地域の隠れた逸品であり、1832年(天保3年)から飲み継がれているという歴史があります。
関平鉱泉水は、日本最初の国立公園である霧島山麓の自然の中で湧出する温泉水であり、高熱の地下深くを伝ってきていることから、その地下の高熱によって溶かされた多くのミネラルが含まれています。関平鉱泉では、2リットルや500ミリリットルのペットボトル容器でも販売していますが、そのペットボトルの厚さが他のミネラルウォーターよりも厚いのは、ペットボトルに入れる時もまだ熱いからです。
当初、この鉱泉水は急峻な坂道を下って汲んでいたのですが、霧島はその名のとおり雨の多い所で、雨が続くと汲みに行けなかったり、お年寄りが坂道で怪我をされたりしたこともありました。また、高齢になられて、以前のように汲みに行けなくなった方から「何とかして欲しい」という声が多くなり、それで当時の町長が決断し、今日のような形になりました。
栄養成分(1000ml中) |
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エネルギー |
0kcal |
ナトリウム |
56.6mg |
たんぱく質 |
0g |
カルシウム |
15.8mg |
脂質 |
0g |
マグネシウム |
10.4mg |
炭水化物 |
0g |
カリウム |
17.9mg |
メタケイ酸 |
205.2mg |
関平鉱泉の皮膚に関する、機能性評価試験検証の結果、肌を整え、きめの細かさや保湿を保つのに重要な、皮膚のバリア機能を高める成分であるセラミドを作るのに必要な遺伝子が増強する可能性が高いことが確認されました。関平鉱泉の特徴である美容と健康のミネラル成分である「シリカ」の含有量が1リットルあたり155ミリグラムと世界トップクラスであることが要因として考えられています。また、他のミネラル成分のバランスの良さも影響しているようです。
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