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更新日:2024年6月5日

ひきこもりについて

ひきこもりとは

「ひきこもり」とは、様々な理由から、学校、アルバイトや仕事などに行かず、家族以外の人との交流をほとんどせずに、原則的には6カ月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態を指します。

家から出られない人もいれば、図書館やコンビニ等に他者と交わらない形であれば外出ができる人もいるなど、ひきこもりには様々な状態があります。

ひきこもりの要因は、ストレスや環境の変化によるもの、精神的な疾患によるものなど様々で、きっかけがはっきりしていることもあれば、家族や本人でさえもきっかけや原因が分からないこともあり、ひきこもりは1つの要因で起こるのではなく、様々な要因が影響しあった結果で起こっていると考えられています。

 

ひきこもりの要因

心のエネルギーのしくみ

私たちの心のエネルギーは、本人にとってつらい出来事や身体的・精神的な疲労などによって低下してしまいます。
ひきこもり状態はそのエネルギーが底つきてしまった状態であると考えることができ、ひきこもり状態になるのは決して「甘え」や「怠け」ではありません。

低下した心のエネルギーを蓄えるためには、「本人にとって安心・安全な環境」で「本人なりのペースで十分な休息ができること」が重要です。

家族ができること

なかなか動き出そうとしない本人を見ると、不安が強くなり、つい本人を無理に動かそうとしてしまうことも、一緒に暮らしている家族だからこそあると思います。
ひきこもりから回復しようとしている本人に伴走する家族として、ぜひ確認していただきたいことがあります

  • まずは家族が気持ちを整理すること

家族がひきこもり状態にあることで頭の中がいっぱいになっていませんか。
家族が健康的に自分達の生活を送ることでその姿を見て本人はホッとできます。
自分がひきこもり状態にあることが家族を苦しめているという本人の自責感や自己否定感を和らげることにつながるかもしれません。

 

  • 本人が安心できる場を確保すること

心のエネルギーを回復するためには安心して過ごせる場と時間が必要です。
家の中に本人が安心して過ごせる環境を作るため、本人を放っておくのでも家族の気持ちを押し付けるのでもなく、適度な距離感を意識するなど、無理のない範囲で家族の関わり方を工夫してみましょう。

 

専門の相談機関を利用しましょう

本人や家族だけで抱えず、専門の相談機関に相談して、一緒に今の状況や気持ちを整理してみませんか。本人だけでなく家族からの相談もお受けしています。
また、お話いただいた内容などについては秘密を厳守します。

霧島市役所の相談先

【相談窓口】霧島市 保健福祉部 こども・くらし相談センター(相談・支援第1グループ)
【受付日時】平日 午前8時15分から午後5時
【電話番号】0995-55-4038

鹿児島県内の相談先

名称 電話番号 住所
ひきこもり地域支援センター 099-257-8230 鹿児島市鴨池新町1番8号
(鹿児島県青少年会館2階)
姶良保健所
(地域保健福祉課地域支援係)
0995-44-7964 霧島市隼人町松永3320番地16

 

お問い合わせ

保健福祉部こども・くらし相談センター相談・支援第1グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-55-4038

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