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更新日:2024年10月18日

特定外来生物「ハイイロゴケグモ」「セアカゴケグモ」について

特定外来生物「ハイイロゴケグモ」「セアカゴケグモ」にご注意

特定外来生物に指定されている「ハイイロゴケグモ」「セアカゴケグモ」が鹿児島県内で確認されています。

どちらのクモも攻撃性はありませんが触ると咬まれることがありますので、ご注意ください。

特定外来生物とは

人間の活動によって、海外から日本へ持ち込まれた生き物のうち、生態系、人の生命や身体、農林水産業に悪影響を及ぼしている、又は及ぼすおそれがあるものとして、外来生物法で指定されている生き物です。

特定外来生物は、飼養する、生きた状態で他の地域へ移動させる等の行為は法律で禁止されています。

ハイイロゴケグモの特徴

成熟した雌(メス)の体長は約0.7~1cm。

全体が黒色又は濃い褐色を基調とし、腹部は球のように丸く、背面には縁取りのある赤褐色の斑紋があり、腹面には赤い砂時計がたの模様があります。雄(オス)は雌(メス)の半分程度の大きさです。毒は雌(メス)だけが持っています。

在来種(もともと日本に生息していた種)のヒメグモ類にその大きさや外見が似ているので、この特徴にご注意ください。

写真などについては、下方の「関連リンク」から鹿児島県、環境省が提供しているものをご覧ください。

セアカコケグモの特徴

成熟した雌(メス)の体長は、約0.7~1cm。

全体がやや光沢のある黒色で、腹部の背面に赤色の縞模様があり、腹部には赤い砂時計状の斑紋があります。雄(オス)は雌(メス)の半分程度の大きさです。毒は雌(メス)だけが持っています。

在来種(もともと日本に生息していた種)のヒメグモ類にその大きさや外見が似ているので、この特徴にご注意ください。

写真などについては、下方の「関連リンク」から鹿児島県、環境省が提供しているものをご覧ください。

生息場所

側溝、排水溝、溜め桝、壁の割れ目等の隙間、自動販売機の下、花壇ブロックのくぼみ・穴などを好みます。野外に置かれたものに付着して、室内に侵入している場合もあります。

見かけた場合

決して素手では触らないでください。毒を持っています。

靴で踏みつぶしたり、市販の殺虫剤(スプレー缶)を使用して駆除してください。

咬まれた場合

咬まれた瞬間は、針で刺されたような痛みを感じますが、その後はほとんど痛みを感じずに咬まれた周りが腫れたり、かぶれたりする場合があります。(個人差あり)

患部を温水、水道水又は石けん水で洗い流し、清潔にして経過を観察してください。もし治療を行わなくても、多くは一週間以内に回復するようです。

まれに、咬まれた後で全身に痛みを感じ、発熱・発汗症状が出る場合があるようですので症状が疑われる場合(症状が現れる時間について個人差あり)には、病院で受診してください。受診の際には、より適切な治療を受けるためにも、クモを駆除した場合は持参してください。

お願い

霧島市内においても、生息している可能性がありますので、ご注意ください。

本市では、生息場所の情報収集を行っていますので、発見されましたらご連絡ください。

 

お問い合わせ

市民環境部環境衛生課環境保全グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0950

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